秋田県の桜は例年4月中旬から下旬にかけて開花を迎え、2025年の開花予想では4月15日頃、満開は4月19日頃とされています。県内には桜の名所が点在し、早いところでは4月10日頃から、遅いところでは5月上旬まで花見が楽しめます。
千秋公園や角館の桜まつりなど、歴史ある城跡や武家屋敷の風情とともに桜を堪能できるスポットも多く、菜の花との絶景が楽しめる桜・菜の花ロードなども人気スポットです。
2025年の秋田の開花時期は?
秋田県の桜は、例年4月中旬から下旬にかけて開花を迎えます。2025年の開花予想では、秋田市内では4月15日頃の開花が見込まれており、満開は4月19日頃となる予想です。
また、県内の桜の名所ごとの開花時期も異なり、早いところでは4月10日頃、遅いところでは5月上旬に満開を迎えるスポットもあります。各地の開花状況をチェックしながら、桜の見ごろに合わせたお花見計画を立ててみてはいかがでしょうか?
秋田県の桜祭り・花見スポット14選
千秋公園桜まつり
千秋公園桜まつりは、秋田市の久保田城跡にある千秋公園で毎年開催される桜祭りです。園内には約650本の桜が咲き、ソメイヨシノや枝垂れ桜、八重桜などがとても綺麗です。期間中は屋台が約60店並び、地元の美味しい食べ物を楽しみながらお花見ができます。夜にはライトアップもあり、昼とは違った桜を楽しむことができるのも魅力のひとつです。
角館の桜まつり
角館の桜まつりは、秋田県仙北市の歴史ある城下町・角館で開催される春のイベントです。町を彩るのは、武家屋敷通りのシダレザクラと、桧木内川堤に咲く約400本のソメイヨシノ。桜のトンネルを歩いたり、着物で散策するのもおすすめです。期間中は屋台や郷土芸能のステージが楽しめ、夜には桜のライトアップも。地元の美味しい食べ物を味わいながら、昼と夜で異なる桜の美しさを満喫できるお花見スポットです。
能代公園春まつり
能代公園は、小高い丘の上に広がる公園で、春には約400本のソメイヨシノが美しく咲き誇ります。園内からは米代川や日本海、そして白神山地の壮大な景色を一望できるのも魅力の一つ。見頃は4月中旬から下旬で、毎年多くの花見客が訪れます。夜桜のライトアップはありませんが、昼間の桜と景色のコントラストはまさに絶景。公園内は広々としているので、のんびりと散策しながら桜を楽しむのにぴったりなスポットです。
きみまち阪桜まつり
きみまち阪桜まつりが開催される場所はきみまち阪県立自然公園です。きみまち阪県立自然公園は、秋田県能代市にある自然豊かな公園で、春には約1500本のソメイヨシノが咲き誇る桜の名所です。特に屏風岩を背景にした桜の風景は見事で、訪れる人を魅了します。
例年の見頃は4月下旬ごろで、期間中はきみまち阪桜まつりが開催され、ライトアップも楽しめます。園内からは米代川や七座山の景色も望め、ロマンチックな雰囲気が漂います。のんびり散策しながら春の絶景を満喫できるスポットです。
よこて桜まつり
よこて桜まつりは、横手公園や金沢公園を会場に毎年4月中旬から下旬にかけて開催される春の恒例イベントです。公園内には約3000本の桜が咲き誇り、天守閣様式の展望台と桜の景色は絶景。
期間中は、桜フォトコンテストや花見だんごスタンプラリーなどのイベントも行われ、訪れる人々を楽しませます。夜には横手公園展望台のライトアップが実施され、幻想的な雰囲気の中で春の訪れを満喫できます。
湯沢市さくらまつり
湯沢市さくらまつりは、前森公園と愛宕公園の2か所で開催される春のイベントです。期間中、公園内にはぼんぼりが設置され、前森公園では夜桜のライトアップや、金・土・日・祝日に絵どうろうの展示が行われます。
さらに、お花見イベントが実施され、飲食可能エリアやステージカラオケが楽しめます。約200本のソメイヨシノが咲き誇る美しい景色の中で、家族や友人と春のひとときを過ごせる魅力的な祭りです。
本荘さくらまつり
本荘さくらまつりは、かつての本荘城跡に整備された本荘公園で開催される春祭りです。約1000本のソメイヨシノが園内を彩り、見頃となる4月上旬から中旬には、多くの花見客で賑わいます。
期間中は午後9時頃までライトアップが行われ、幻想的な夜桜も楽しめます。また、各種イベントが予定され、屋台の出店もあります。歴史ある公園で、昼夜を問わず美しい桜を満喫できる魅力的なお祭りです。
黄桜まつり
東由利の八塩いこいの森で開催される黄桜まつりは、本州で最後に楽しめる桜まつりとして知られています。ソメイヨシノ約900本、黄桜約400本、八重桜約700本が順に咲き、約3週間にわたり色鮮やかな桜を堪能できます。
特に黄桜と八重桜のピンクのコントラストは見応え抜群です。期間中は歌謡ショーや魚のつかみ取り、マラソン大会など楽しいイベントも開催。春の訪れを感じながら、湖畔の美しい景色と共にお花見を満喫できます。
なかせん千本桜
なかせん桜まつりは、秋田県大仙市の八乙女公園や斉内川堤桜並木、桜アーチ街道を舞台に毎年4月下旬から5月上旬に開催されるお祭りです。約2,000本のソメイヨシノが咲く八乙女公園では、桜の下を散策できる遊歩道が整備され、斉内川堤の桜並木では期間限定のライトアップが楽しめます。
また、1kmを超える桜アーチ街道では車で桜のトンネルをくぐることができ、見応え抜群です。期間中は地元グルメの屋台やイベントも開催され、多くの花見客で賑わいます。
鷹巣中央公園桜まつり
鷹巣中央公園桜まつりは、約800本のソメイヨシノが咲き誇る北秋田市の春祭りです。観光秋田三十景にも選ばれるこの公園では、池の水面に映る桜も美しく、花見には絶好のスポットです。期間中は夜間ライトアップが行われ、幻想的な夜桜を楽しめるのも魅力です。また、屋台やキッチンカーの出店、お子様向けのシャボン玉おもちゃ貸し出し、さらには桜コスプレ撮影会など、多彩なイベントも開催され、家族連れや友人同士で春のひとときを満喫できます。
にかほ桜フェスティバル
にかほ桜フェスティバルは、秋田県内で最も早く桜が開花する勢至公園を中心に開催される春の一大イベントです。約1000本のソメイヨシノが観音潟や竹嶋潟の周囲を彩り、残雪の鳥海山との美しいコントラストを楽しめます。
桧木内川堤
桧木内川堤の桜は、昭和9年(1934年)に上皇陛下御誕生を記念して植えられた、約2kmにわたるソメイヨシノの並木道です。春になると、川沿いに咲き誇る約400本の桜が、まるでピンク色のトンネルのような絶景を作り出します。川の流れとともに揺れる花びらや、散り際の桜吹雪も美しく、日本さくら名所100選にも選ばれています。
日本国花苑
日本国花苑は、昭和47年に秋田県立県百年を記念して誕生した、日本各地の桜200種・約2000本が植えられた貴重な公園です。全国でも数少ない学術的価値のある桜の名所であり、園内ではしだれ桜や八重桜など多彩な品種を楽しめます。
約40万平方メートルの広大な敷地には、散策路や芝生広場も整備されており、子どもから大人までゆったりと花見を楽しめます。
桜・菜の花ロード
大潟村の春を象徴する桜・菜の花ロードは、県道298号線沿い約11kmにわたり、約4000本の桜が咲き誇る圧巻の景観が楽しめるスポットです。ソメイヨシノ、八重桜、紅山桜が次々と咲き、足元には黄色い菜の花が広がることで、ピンクと黄色の美しいコントラストが生まれます。青空の下、車窓から楽しむドライブコースとしても人気の絶景スポットです。
まとめ
秋田県には、千秋公園や角館の武家屋敷通りをはじめとした風情ある桜の名所が数多く点在しています。
また、なかせん千本桜や日本国花苑のように大規模な桜並木が楽しめるスポットもあり、夜桜のライトアップが美しいお祭りも各地で開催されます。今年の春は、ぜひ秋田県の桜イベントを楽しんでみてくださいね!