秋田県のご当地キャラクター20選!特徴や会える場所など解説

秋田県には、親しみやすいご当地キャラクターが数多く存在します。なまはげをモチーフにしたキャラや、秋田杉をイメージしたキャラなど、地域の文化や特産品を題材にしているのが特徴で、観光客や地元の人々にも愛されています。

イベントやお祭りで活躍する姿はもちろん、ぬいぐるみやお菓子といったグッズとしても人気があり、子どもから大人まで楽しめるのが魅力です。本記事では、秋田を代表する人気キャラクターや会える場所、さらにグッズ情報まで詳しく紹介していきます。

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秋田のご当地キャラクターとは?

ご当地キャラクターの役割

ご当地キャラクターは、自治体や団体が地域の魅力を広く発信するために生み出された存在です。観光振興や特産品のPR、地域のシンボルとしての役割を担い、県内外からの注目を集めています。

イベントやお祭りでの登場はもちろん、ゆるキャラ®グランプリといった全国的なコンテストへの参加を通じて知名度を高め、地域のファンを増やすことにもつながっています。秋田県内でも、観光案内所や道の駅などで活動するキャラクターが多く、地元住民と観光客の交流を促進する重要な役割を果たしています。

秋田ならではの特徴

秋田のご当地キャラクターには、地域特有の文化や自然、特産品をモチーフにしたものが多く見られます。代表的なのは、秋田の伝統行事なまはげをベースにしたキャラクターや、秋田杉といった自然資源をモチーフにしたキャラクターです。

また、きりたんぽや横手やきそばといった郷土料理をイメージしたキャラクター、田沢湖の伝説や温泉文化を背景に誕生したキャラクターなども存在します。これらは観光地で実際に出会えるだけでなく、グッズや土産物としても展開され、地域文化をより親しみやすく伝える役割を果たしています。

秋田で人気のご当地キャラクター20選

超神ネイガー

株式会社正義の味方より画像を引用

超神ネイガーは、なまはげをモチーフにした特撮ヒーロー型のご当地キャラクターです。2005年に誕生し、アクションショーやイベント出演を通じて全国的にも知名度を高めています。「泣ぐ子はいねが!」の決め台詞でおなじみで、秋田の伝統文化と現代的なエンタメを融合させた存在です。

やきっピ

やきっピは横手市のご当地キャラクターで、横手やきそば研究会によって誕生しました。横手やきそばを広くPRすることを目的に活動しており、地元イベントや観光キャンペーンで元気に活躍しています。愛らしい姿に加え、世話好きな性格と横手やきそばへの愛情を前面に押し出し、地域の魅力を届けています。

ニャジロウ

ニャジロウは猫と秋田の伝統行事なまはげを組み合わせたユニークなキャラクターで、にゃまはげ仮面ニャッパゲとしても知られています。猫の可愛らしさと、なまはげの力強さを併せ持ち、地域の文化を楽しく伝える存在として注目されています。

たんぽ小町ちゃん

鹿角市のご当地キャラクターのたんぽ小町ちゃんは、きりたんぽ発祥の地をPRするために誕生しました。もちもちの頬とかわいらしい姿が特徴で、きりたんぽ文化や地元の魅力をアピールする役割を担っています。体操やイベント出演など幅広く活躍しており、観光客にも人気があります。

ないりっくん

ゆるバース製作委員会より画像を引用

ないりっくんは、秋田内陸縦貫鉄道をPRするキャラクターです。真っ赤な車体をイメージしたデザインが特徴で、鉄道の魅力や沿線地域の良さを伝える役割を果たしています。明るく元気な性格で、地域イベントや鉄道関連行事に登場し、多くのファンに親しまれています。

オモテナシ3兄弟(フカインダー・イヤスンダー・ヌクインダー)

田沢湖高原旅館組合より画像を引用

田沢湖高原旅館組合が生んだオモテナシ3兄弟は、仙北市を代表するキャラクターです。田沢湖や秋田駒ヶ岳、温泉といった観光資源をそれぞれキャラクター化し、三兄弟として活動しています。豊かな自然や温泉文化を楽しく伝える存在で、観光客へのおもてなしを体現しています。

んだッチ

秋田県庁より画像を引用

んだッチは、かつての秋田県PRキャラクターのスギッチの後を継いで登場したキャラクターです。なまはげをモチーフにした子どもロボットで、秋田弁の「んだ(=そうだ)」が名前の由来になっています。明るく元気いっぱいの性格で、イベントや観光PRの場で活躍し、秋田の魅力を広めています。

ドンパンじっちゃ

ゆるバース製作委員会より画像を引用

ドンパンじっちゃは、大仙市中仙地域の伝統芸能のドンパン節を広めるために誕生したキャラクターです。地域の盆踊りのドンパン踊りにも登場し、軽快なリズムとともに観光客や住民を楽しませています。祭りやイベントでの出演を通じて、地域の歴史や文化を後世に伝える役割を担い、地元の子どもたちからも人気を集めています。

美郷のミズモ

美郷町役場より画像を引用

美郷のミズモは、美郷町の名水をイメージした妖精キャラクターです。水に関する特技を持ち、利き水や水遊びを得意とするユーモラスな存在として親しまれています。町の豊かな自然環境を象徴し、地元の観光PRやイベント出演を通じて水のまち・美郷の魅力を全国へ発信しています。

しず小町

ゆるバース製作委員会より画像を引用

しず小町は、湯沢市のジオパーク推進をPRするためのキャラクターで、小野小町をイメージしたデザインが特徴です。美しい容姿と清楚な雰囲気で地域の魅力を伝え、観光や文化イベントで活躍しています。地質や自然環境を身近に感じさせる存在として、観光客や子どもたちに人気があります。

はちくん

大館市より画像を引用

はちくんは、大館市の観光キャラクターで、秋田犬をモチーフにした8歳の男の子という設定です。大館市が誇る秋田犬の可愛らしさと親しみやすさを前面に出し、地域イベントや観光PRで活躍しています。元気で素直な性格が地元の子どもたちに親しまれ、大館の顔として定着しています。

BU太

ゆるバース製作委員会より画像を引用

BU太は、八幡平ポークをPRする養豚組合のマスコットです。豚をモチーフにした親しみやすい姿で、地域ブランド肉の八幡平ポークの魅力を発信しています。食イベントやキャンペーンにも登場し、地元の農業と食文化を広める役割を担っています。

まるびちゃん

ゆるバース製作委員会より画像を引用

まるびちゃんは、大仙市の伝統行事の大綱引きや市の花コスモス、さらには背中にカワセミの要素を取り入れた個性的なキャラクターです。地域の文化や自然を象徴するデザインで、観光PRや地域イベントに積極的に登場。大仙市の魅力を多面的に伝える存在として注目されています。

こまちちゃん

ゆるバース製作委員会より画像を引用

こまちちゃんは、平安の歌人・小野小町に由来する秋田美人をテーマにしたキャラクターです。湯沢市の観光PRキャラクターとして活躍しており、市女笠をかぶった愛らしい姿が印象的。稲庭うどんや三関さくらんぼといった地元名産が大好物で、湯沢市の魅力を全国に発信しています。

ニャンパチ

八郎潟町より画像を引用

ニャンパチは八郎潟町の公式キャラクターで、紫色の頭巾と肉球がチャームポイントの元気な猫の男の子です。町の伝統芸能の願人踊に登場する猫のしぐさをモチーフに誕生しました。おもてなし精神にあふれ、八郎湖のワカサギが大好物。町の観光PRイベントなどで活躍しています。

だまこちゃん

全国町村会より画像を引用

だまこちゃんは、郷土料理のだまこ鍋をモチーフにしたご当地キャラクターです。サングラスと赤いマフラーがトレードマークで、元気いっぱいのアイドルを目指す女の子という設定。町のイベントや観光キャンペーンに登場し、親しみやすいデザインで地元の魅力を発信しています。

なる仙くん

トレナビより画像を引用

なる仙くんは東成瀬村と仙人を掛け合わせたキャラクターで、村の観光PRを担っています。若い仙人をイメージしてデザインされ、自然豊かな村の雰囲気を体現。村制100周年を機に誕生し、地域の象徴として住民に親しまれています。

森っち

秋田県庁より画像を引用

森っちは、秋田県の水と緑のマスコットとして活躍しているキャラクターです。全国植樹祭をきっかけに誕生し、自然や森林保全の大切さを伝える存在。県内のイベントや学校での環境教育にも参加し、子どもから大人まで幅広く親しまれています。

ビッキー

ビッキーは、プロバスケットボールチームの秋田ノーザンハピネッツの公式マスコットです。秋田弁でカエルを意味するビッキに由来しており、カエルをモチーフにした愛嬌ある姿が特徴。試合会場でのパフォーマンスやイベント出演を通じてファンと交流し、スポーツ文化と地域の一体感を盛り上げる役割を果たしています。

ブラウゴン

ブラウブリッツ秋田より画像を引用

ブラウゴンは、秋田市を拠点に活動するサッカークラブのブラウブリッツ秋田の公式マスコットです。名前はチーム名のブラウブリッツとドラゴンを合わせたもので、力強さと親しみやすさをあわせ持っています。ちなみにクラブ名の「ブラウブリッツ」には、秋田県田沢湖に伝わる辰子姫伝説をモチーフとした意味合いも込められており、地域の歴史や物語性を背負った存在でもあります。青い体に立派な角と翼がついた姿はカッコよく、子どもたちからも大人気。ホーム戦ではサポーターと一緒に応援し、ハイタッチや写真撮影で観客を楽しませてくれます。

【番外編】秋田の非公認キャラクター

あーまん

あーまんは、秋田犬をモチーフにした非公認ヒーローとして独自に活動するユニークなキャラクターです。頭が大きくて部屋の出入りが苦手、流暢に話す反面すぐサボるという人間味あふれる性格が特徴。そのコミカルな振る舞いとは裏腹に、被災地への支援や義援金活動など、社会に真摯に寄り添う一面もあります。

地域のハンドメイド作家が生んだ「あーまんカゴ」や、地元ベーカリーとコラボした「あーまんパン/マフィン」など、ファングッズの展開も活発です。さらに、イオンモール秋田の3Dビジョンにも登場するなど、話題の幅は拡大中。勝手気ままに見えて実は誰より誠実なこの存在が、秋田を元気にする注目のヒーローです。

詩の国商店で「あーまんのあいすもなか詰合せ」を購入可能

秋田県の非公認ヒーローのあーまんが、かわいくて美味しいあいすもなかになって登場!詩の国商店では、「あーまんのあいすもなか詰合せ(8個入り)」を購入することができます。和の味わいを楽しめる黒ゴマと抹茶、そして定番のみるくの3種類を詰め合わせた内容で、大人から子どもまで幅広く喜ばれるラインナップ。

横手市の人気ジェラート店「GELATERIA SHEETA」が手掛けており、地元食材を活かしたこだわりの味わいも魅力です。冷凍で届くのでギフトやお土産にもぴったり。秋田を代表するユニークなキャラクター「あーまん」の世界観を味わえる特別なスイーツを、ぜひ詩の国商店でチェックしてみてください。

ご当地キャラクターに会える場所

秋田県内のお祭り

秋田の伝統的なお祭りでは、地域のキャラクターたちが活躍することが多いです。特に竿燈まつりやかまくら祭りといった有名なお祭りでは、ご当地キャラが会場を盛り上げたり、観光客と写真撮影を楽しんだりしています。

こうした舞台は、キャラの親しみやすさと地域文化を同時に体験できる絶好の機会です。

観光施設や道の駅でのイベント出演

道の駅や観光施設など、地域の拠点となるスポットでもキャラクターイベントが開催されます。季節のフェアや特産品フェアなどに合わせてキャラが登場し、PR活動を行う場面も多々。

観光客はもちろん、地元の方にも親しまれ、観光振興にも大きく寄与しています。

ゆるキャラ®グランプリや全国イベント

全国各地で開催されるゆるキャラ®グランプリやご当地キャライベントにも、秋田県のキャラクターが積極的に参加しています。公式リストでは、やきっピ、ニャジロウ、たんぽ小町ちゃん、ないりっくん、オモテナシ3兄弟、ドンパンじっちゃ、チームもふっこあきた、ビッキー、美郷のミズモなどがエントリーされていることが確認されています。

こうした全国イベントでは、キャラ同士の交流やファンとの対話、グッズ展開などが見られ、秋田の顔としてその存在感を発揮しています。

まとめ

秋田県のご当地キャラクターは、ただ可愛い存在ではなく、地域文化や名物を体現する大切なアンバサダーです。

お祭りやイベント、観光施設で実際に会えば、その土地の魅力がぐっと身近に感じられるはずです。旅行や観光の際には、ぜひキャラクターたちとのふれあいを楽しみ、思い出の写真を撮ったりグッズを手に入れてみてください。