「あきたほのか」ってどんな枝豆?収穫時期・購入する方法など

おかずやお弁当を彩る枝豆は、世代を問わず人気の高い野菜です。いろいろな野菜が品種により味が変わるように、枝豆も品種によって大きく味が変わります。

枝豆の中でも、しっかりした噛みごたえと風味がある、秋田県の「あきたほのか」を紹介します。

あきたほのかってどんな枝豆?

秋田県オリジナル品種の枝豆

枝豆は多くの栄養素が含まれていることから、人気が高い野菜の1つです。野菜の中でもタンパク質を含んでいることから、「畑のお肉」としても知られています。他にも、ビタミン、食物、繊維、カルシウム、鉄など、健康のために欠かせない栄養が満載です。枝豆を乾燥させたものが大豆ですが、枝豆は大豆よりもβカロチンやビタミンCを多く含んでいます。

「あきたほのか」は平成27年にデビューした枝豆の品種です。秋田県のオリジナル品種で、前からある3種類の品種に続いて、4番目のオリジナル品種です。秋田県はお米が美味しいことで有名です。お米が美味しいということは、土の栄養が豊富で、他の植物も育てやすい環境だということです。美味しいお米ができる秋田県だからこそ、美味しい枝豆を育てることができるのです。

強い香りと、コクのある甘味

あきたほのかは、スーパーなどで見かける枝豆よりも大きなさやをしています。さやに入っている豆も一粒一粒が大きく、しっかりした食べ応えがあります。あきたほのかを口に入れた瞬間、豊かな香りが口の中に広がります。この香りがクセになってしまうという人も多くいます。

噛めば噛むほど甘さにコクが出て、味わい深さを感じられます。おかずに合うのはもちろんですが、ご飯と混ぜて豆ご飯にしたり、おつまみにもぴったりです。どのようにして食べてもあきたほのかの豊かな味と風味を楽しめます。

収穫時期は9月半ば〜10月初め頃

枝豆は夏野菜のイメージが強いですが、あきたほのかは9月半ば〜10月初め頃に収穫する秋豆と呼ばれる品種です。秋は昼と夜の温度差が大きくなりますが、秋田県ではそれが顕著です。温度差により作物の甘味が生まれるため、より美味しい枝豆が育ちます。

夏に収穫される枝豆と合わせれば、10月頃まで流通が可能なので、長く国産の枝豆が楽しめます。夏の枝豆と秋の枝豆の味を比較するのもいいですね。

あきたほのかを食べるための方法とは?

収穫時期になるとスーパーに並ぶようになる

あきたほのかを食べるには、実際に手に入れなければなりません。手っ取り早いのは、近所のスーパーに行って購入することです。他の枝豆と同じように、野菜売り場に置いてあることが多いです。

ですが、あきたほのかは全国に出回っているわけではありません。秋田県や東北地方、関東地方など、近隣の地域なら、収穫時期のあたりに置いてあることが多いですが、遠方だと他の品種の秋豆は置いてあっても、あきたほのかは売られていないということがあります。

それに、近隣の地域や秋田県内のスーパーなら、収穫して、店頭に並ぶまでの時間が早いため、新鮮なあきたほのかを食べられる確率が高くなります。もし、新鮮なあきたほのかが販売されていたら、ぜひ購入してみてください。

通販なら遠方でも手に入りやすい

秋田県から遠く離れた地方に住んでいる人でも、あきたほのかを食べたいと思っている人は多いでしょう。そんな時は、通販を利用して購入するのがおすすめです。

詩の国商店:枝豆(あきたほのか) | 詩の国商店 (shinokuni-store.com)

現在は、インターネットでも様々なサイトであきたほのかが販売されています。中には、あきたほのかを育てている農家が直接通販をしていることもあるので、とれたてを食べたい場合にぴったりです。

箱にたっぷり詰まったあきたほのかが自宅に届くので、しばらくの間楽しむことができます。届いたら早めにいただきましょう。

ふるさと納税の返礼品にも

自治体によっては、ふるさと納税の返礼品にあきたほのかを設定しているところもあります。ふるさと納税なら、税金を先払いしつつ美味しいものや生活必需品を安価で購入できます。そのため、ふるさと納税を利用して、いつもなら食べられないようなものを返礼品としてもらったり、欲しい返礼品がある自治体に寄付して、安く手に入れている人も多くいます。

あきたほのかをふるさと納税の返礼品として手に入れることで、より安価で購入できるのです。寄付金額も高額ではないため、寄付の金額がそこまで高くない人にもいいでしょう。

寄付をしながら、秋田県のおいしい枝豆を食べてみてはいかがでしょうか。

まとめ

秋田県オリジナル品種の「あきたほのか」は、秋豆だからこその甘さと香りが特徴的な枝豆です。スーパーで手に入るのはもちろんですが、通販やふるさと納税など、現代ならではの入手方法がたくさんあり、どこに住んでいても、あきたほのかが楽しめます。

他の品種の枝豆と食べ比べたり、茹でてそのまま食べるのはもちろん、様々な料理に活用してみるのがおすすめです。