秋田県のおしゃれなお菓子・スイーツ14選【2024年】有名なものから珍しいものまで紹介

見た目が華やかなおしゃれなスイーツは、見ているだけでテンションが上がります。しかも、おしゃれなだけではなく美味しさも抜群なものが多いので、見て楽しい・食べて楽しいお菓子やスイーツがたくさんあります。

観光地が多くある秋田県にも、おしゃれで美味しいお菓子・スイーツが多く、お土産としても販売されています。数多くあるものの中でも、おすすめのお菓子・スイーツを14点を紹介します。

詩の国むすび

秋田県のおしゃれなお菓子・スイーツ14選

金萬

秋田県民の誰もが知っているお菓子の1つが「金萬」です。昭和28年に誕生してから現在まで、秋田県の定番のお菓子&お土産として知られています。60年以上もの歴史を持つお菓子です。

見た目は小さな今川焼きのような形状ですが、蜂蜜や卵をふんだんに使ったふわふわのカステラ風の生地の中に、優しく、しっとりした口当たりの白餡が入っています。小ぶりで食べやすいので、気がついたら何個も食べてしまった人もたくさんいます。秋田県内で放映されているCMでは、「28個食べた」と言っていますが、それほど止まらない美味しさを持ちます。

金萬には生タイプと真空パックの2種類があります。すぐ食べるのなら生タイプが良いですが、お土産として持ち帰るのなら真空パックがおすすめです。そのまま食べてもおいしいですが、電子レンジで10秒〜20秒ほど温めてから食べると、カステラのふわふわ感がアップし、より美味しく食べることができます。

TABLE-HILLS「カステラバニラプリン」

大人も子供も大好きなプリンですが、少し変わったプリンはいかがでしょうか。それは、秋田県内にあるTABLE-HILLSの「カステラバニラプリン」です。

そもそも、TABLE-HILLSのラインナップにカステラはありません。カステラバニラプリンを作るために、比内地鶏の卵をたっぷり使ったカステラ生地を焼いています。

フレーバーは、プレーン・スペキュロス風味・小豆入りの3種類です。初めてのカステラバニラプリンにおすすめなのがプレーン味です。カステラもプリンも卵を使ったお菓子なので、卵の風味をより味わうことができます。甘さも控えめなので、甘いものが苦手な人や子供にもおすすめです。小豆入りはカステラに国産のゆで小豆が混ざっており、洋菓子のはずのカステラとプリンを和風の味で楽しめます。スペキュロス風味は、シナモンがふんわり香る大人の味です。

カステラプリンは白い陶器の容器に入っているので、自宅で楽しむのはもちろんですが、手土産にもいいでしょう。

もふどら

秋田県といえば、見た目も触り心地ももふもふしている秋田犬を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。そんな秋田犬をモチーフにしたお菓子が「もふどら」です。

秋田犬のデザインのかわいいパッケージなのはもちろんですが、黒糖を使用したふわふわな生地を使って作られているどら焼きです。味は「つぶあん&マーガリン」と「つぶあん」の2種類があり、好きなものを選んで食べられます。

蒸しどら焼きの製法で作られているので、よりもふもふ感のある生地に、自家製の粒あんが口の中でほろほろとほどける食感です。パッケージと見た目だけでもときめきを感じられ、食べるとより幸せな気持ちになれるどら焼きです。秋田土産として、家族や友達に渡すのにいかがでしょうか。

なまはげのおくりもの

秋田県の定番のお土産といえば、お菓子のにこりの「なまはげのおくりもの」です。

なまはげのお面の形をしたサブレで、秋田県産の米粉が使用されています。カロリーも控えめで軽い口当たりを実現しているのです。

味は、サクサクした食感とゴマの香りが楽しめるプレーン味と、なまはげ行事が行われている男鹿半島で作られた塩を使っている塩キャラメル味の2種類があります。気に入った片方の味だけを買っていくのも良いですが、両方の味を買って食べ比べをするのも良いでしょう。

生あんころもし

秋田銘菓として有名な「もろこし」もおしゃれな見た目を持つお菓子の1つです。小豆と砂糖を使って作られており、「打ち物」と呼ばれています。江戸時代にもろこしを食べた藩主が「諸々を超えるほどに風味よし」と評価したことから「もろこし」という名前がつけられました。そんな伝統のあるもろこしに創意工夫をして生まれたのが「生あんもろこし」です。

生あんもろこしにはいくつか味の種類があり、プレーン味は本来のもろこしの味を楽しむことができるようになっています。初めてもろこしを食べる場合は、まずプレーンを食べてみるといいでしょう。

栗を使用した生あんもろこしは、微生物堆肥を使用して安心・安全な栗を作っている赤倉栗園の西明寺栗のペーストが練り込まれています。甘酒の生あんもろこしには、造り酒屋秘蔵の、門外不出の甘酒が練り込まれ、アルコールが含まれていないことから子供でも食べることができます。

ウィッチ

生あんころもしと同じ「くら吉」で販売されているお菓子が「ウィッチ」です。風味豊かなクリームがサクサクのタルト生地にサンドされており、年代問わず楽しめます。

こちらも様々な味があり、好きなものを選んで楽しめます。例えばマロンウィッチは善兵衛栗を細かく刻んでアクセントにしたマロンクリームをタルト生地に挟んでいます。あきた フランボワーズ ミニョンヌ ウィッチは、フランボワーズのクリームがタルト生地でサンドされています。どのウィッチも使用している材料にこだわりを持っており、秋田県産で高品質であることが自慢です。

秋田で採れるものをふんだんに使用したお菓子をぜひ楽しんでみてください。

ババヘラアイス

テレビなどで、おばあちゃんが道端でアイスを売っているところを見たことはありませんか。秋田県では夏の風物詩となっており、「ババヘラアイス」が販売されています。

ピンクと黄色のアイスをバラの花に見立てて盛り付けるアイスです。金属製のヘラを使って、おばあちゃんがアイスを販売することから「ババヘラアイス」と呼ばれるようになりました。

ピンクのアイスはイチゴ味、黄色のアイスはバナナ味で、シャーベットのようなシャリッとした食感です。素朴な味わいに、どこか懐かしさを感じます。

秋田県内の道端はもちろんですが、運動会やお祭りなどのイベントでも出店されているようです。また、秋田県以外でも取り寄せ販売で食べることができるようになっています。

CAFE OHZANの「クロワッサンラスク」

ラスクといえば、硬くて食べにくいというイメージを持っている人も多くいます。ですが、夏に限定オープンしているCAFE OHZANの「クロワッサンラスク」はラスクの常識を覆すようなラスクなのです。

クロワッサンは軽い食感で食べられるパンですが、このクロワッサンを8時間かけてじっくり2度焼きし、ラスクにしました。そのため、硬くないこととサクサクの食感を両立できているのです。高品質のバターをたっぷりと使用しているので、口に入れた瞬間にバターの風味が広がります。

硬くなく、サクサクして食べやすいため、子供からお年寄りまで年代を問わず楽しめるスイーツです。ドライフルーツのトッピングが特徴的で、お茶菓子としてだけではなく、手土産としても喜ばれるスイーツです。

オンラインショップで取り寄せも可能です。秋田のお菓子を美味しいまま自宅で楽しめます。

Sweets Parlor Shibahama しばはまのジェラート

夏のおやつにはアイスが真っ先に思い浮かびます。冷たくて甘いデザートが食べたいときには、鳥海高原花立牧場の「しばはまのジェラート」はいかがでしょうか。

ジェラートにはジャージー牛乳を使用しており、しっかりとした牛乳の風味となめらかな舌触りが特徴です。味も18種類から選べるようになっており、店内には色とりどりのジェラートがショーケースに並んでいるので、どの味にするか迷ってしまいます。

シングル・ダブル・トリプルから好きなサイズが選べるので、好きな味を組み合わせて食べるのがおすすめです。中でもおすすめなのは、ミルク缶をしっかりと味わえる「フレッシュミルク」です。他にも、「イチゴソルベ」や「宇治抹茶」などがあります。

季節によって、秋田県産のフルーツを使ったフレーバーが新しく販売されるので、季節が変わったら要チェックです。

広栄堂の生グレープフルーツソフト

秋田市にある「広栄堂」は、夏季限定で営業しているかき氷店です。ここで一番人気のあるかき氷は、通称「生グソ」と呼ばれているものです。びっくりしてしまうネーミングですが、実は「生グレープフルーツソフト」の略なのです。

名前だけではなく、見た目にもインパクトがあります。大きなかき氷に生グレープフルーツでできたシロップがかかっており、その上にソフトクリームが乗っています。

爽やかなグレープフルーツの風味と甘いソフトクリームがマッチしており、大人にも子供にも人気があります。テレビでも紹介され、休日になると行列を作るほど大人気です。

あきたプリン亭の「なめらかプリン」

秋田県のお土産にもなるプリンとして大人気なのが、あきたプリン亭の「なめらかプリン」です。クオリティにこだわりがあり、マダガスカル産の高級バニラビーンズを使い、プリンにバニラの風味をプラスさせています。卵などの他の材料を全て国産のものを使っており、子供でもお年寄りでもどんな人にもおすすめできるプリンです。

販売されているすべてのプリンが店内の奥にある工房で手作りされており、材料だけではなく、お店の中の気温や湿度にも気を配っていて、いつでも高いクオリティーをキープできるように励んでいます。

プリンのラベルがレトロで、見た目もエモさが満載です。瓶に入っており、お土産にもぴったりです。

小松屋本店の「アイスドリアン」

小松屋本店は、100年以上続いているお菓子屋さんです。横手駅から歩いて7分ほどのところにあり、駅からのアクセスも抜群です。

テイクアウトできるお菓子をメインに販売していますが、喫茶スペースもあるので、購入したお菓子を店内で食べることもできます。小松家本店で長く販売されているのが「アイスドリアン」です。フルーツのドリアンは使っておらず、戦時中に先代店主が食べたドリアンをイメージして作られたものです。

ミルクの風味が懐かしさを感じると評判が高く、素朴な味わいのあるアイスキャンディーです。70年以上続いている味であるため、歴史を感じられるだけではなく、今現在も食べられることにありがたみがあります。

御献上カスティーラの「御献上チーズケーキ」

御献上カスティーラはオープンから25年以上という歴史を持つケーキ屋さんです。地元からの人気ももちろんですが、国内線のファーストクラスのデザートとして採用されたこともあるほどの美味しさを誇っています。

御献上カスティーラの人気スイーツは、「御献上チーズケーキ」です。柔らかいタイプのチーズケーキで、中にはベリーのソースが入っており、さっぱりとした酸っぱさも兼ね備えています。まるでレアチーズケーキのような食感なので、スポンジケーキが苦手という人でもパクパク食べられます。

1人分にカットされたタイプとホールでの販売があり、目的に合わせて選ぶことができるようになっています。

たまごの樹の「たまごソフトクリーム」

たまごの樹は、卵料理と卵を使ったスイーツが食べられるお店です。店主は養鶏業と兼業でお店をやっており、卵のおいしさを知って欲しいという理念で開きました。

卵料理のメニューで展開されているのは、オムライスや親子丼などです。昼食や夕食で卵料理を楽しんだ後は、デザートをいただきたくなるものです。デザートの定番のソフトクリームがたまごの樹でも人気のメニューです。

卵のスイーツを売りにしているお店なので、ソフトクリームも卵のおいしさを感じることができる味わいになっています。見た目は丸い段々になっている今どきソフトクリームで、卵を使用したことがわかりやすい黄色っぽい色です。

味は、マイルドな甘さで、軽い口当たりです。ですが他のソフトクリームとは違い、卵の甘さを感じることができるようになっています。そんなソフトクリームを食べることができるのはここだけです。

まとめ

秋田県のおしゃれなお菓子は、見た目だけではなく材料の産地や味にこだわったものが多くあり、食べやすい工夫も施されています。年代問わず食べられるものも多くあるので、お土産にもおすすめです。

秋田県に旅行に行ったときは、観光地を巡りながらおしゃれなスイーツを楽しんでみてはいかがでしょうか。