オンライン通販【秋田】おすすめフルーツ15選【2024年】

秋田県は、東北地方にあるため1日の中でも気温の変化が激しい地域です。実は、その気温差を利用したり、秋田県で育ちやすいように品種改良されたフルーツがあります。

秋田県産のフルーツには、どんな美味しいものがあるのでしょうか。おすすめのフルーツを15種類紹介します。

秋田県産が美味しい!おすすめフルーツ15選

イチゴ

ビタミンCなどの栄養素が豊富で、性別や年代問わず人気のフルーツがイチゴです。ビタミンCがみかんやグレープフルーツといった柑橘類の約2倍も含まれており、ビタミンB群の葉酸もたっぷりあるので、妊婦さんにもおすすめです。アントシアニンも豊富なので、眼精疲労の予防にも繋がります。

そんなイチゴですが、秋田県立大学が開発した品種が存在しています。それが「はるみ」です。はるみは、秋田県のような寒冷地でも栽培ができる夏イチゴです。一般的なイチゴは収穫シーズンが冬ですが、はるみの旬は初夏〜夏となっています。

高い糖度と強い酸味を持ち、果実は固めで気持ちが良いです。傷みにくいので輸送性も高く、お取り寄せでも人気を集めている品種です。

ぶどう

秋田県横手市の名産品として有名なものの1つにぶどうがあります。横手市の中でも大沢地区はぶどう栽培の歴史が長く、他県からもぶどうのために訪れる観光客が多くいるほどです。

秋田県のお土産で人気のお菓子の1つに「さなづら」がありますが、これはやまぶどうを使って作られているため、秋田県がぶどうの産地であることがわかります。

ぶどうには、カリウム、アントシアニン、レスベラトロールがたっぷりと含まれています。これらの栄養素により、アンチエイジング効果や動脈硬化の予防、眼精疲労の軽減などが期待できます。

ぶどうのお取り寄せ販売はもちろんですが、直接産地でぶどう狩りを楽しんだり、ふるさと納税の返礼品として、ぶどうが購入できるなど、様々な方法で秋田県のぶどうを味わうことが可能です。

りんご(秋田紅あかり)

りんごの産地として思い浮かべるのは青森県がほとんどなのではないでしょうか。ですが、青森県と似たような気候である秋田県も、りんごがおいしい産地の1つなのです。

秋田県の中でも横手市増田町が産地として有名です。その理由は、四方を山に囲まれていることから、1日の寒暖差が激しいためです。昼間は暖かく夜は寒いことで、りんごに甘みが増していきます。

りんごには様々な品種がありますが、秋田県にはオリジナル品種である「秋田紅あかり」があります。鮮やかな紅色をしており、歯ごたえは程良く、少ない酸味の中で味わえる甘さが魅力です。

秋田県のりんごを楽しむには、現地でりんご狩りをしたり、通販でお取り寄せ、ふるさと納税の返礼品として選ぶなど、様々な方法があります。

ブルーベリー

小さな実の中に酸味と甘みが詰まったブルーベリーも人気のフルーツの1つです。そのまま食べるのはもちろんですが、ジャムにしていただく方法もあります。

秋田県はブルーベリーの有数の産地でもあります。特に鹿角市の土壌は酸性でブルーベリーの栽培に適しており、様々なブルーベリー農家がブルーベリーを生産しています。それに加え、東北地方ならではの涼しい気候もあり、虫が付きにくいというメリットもあります。

主に寒冷地で育てられることが多いハイブッシュ系のブルーベリーが栽培されており、秋田県では7月上旬〜8月中旬にかけて収穫が行われます。ただブルーベリーを購入して食べるだけではなく、ブルーベリー狩りで実際に自分で収穫して食べたり、喫茶店などで提供されているブルーベリーのスイーツを楽しむこともできます。

ブルーベリーは 高級なフルーツの印象が強いですが、秋田県のブルーベリー狩りは低料金ででき、時間内は食べ放題であることも人気の理由の1つです。

梨(秋泉)

りんごと同じくらい人気のある梨は様々な地域で栽培されています。その中でも秋田県は、砂地であり雨に強い特徴を持っているため、梨の栽培に適している環境なのです。それに、寒暖差も大きいため、梨に甘みを持たせることができます。

梨の品種は多くありますが、秋田県のオリジナル品種の「秋泉」は、酸味が少なく約15度もあるほどの甘みが際立っており、後味がスッキリしています。果汁も多く、ジューシーさも味わえます。そんな秋泉は、梨の栽培に適している秋田県の中でも、最も適している男鹿地域の湖東地区で栽培されています。

味が良く、重さが500g以上あるという条件を満たしたもののみを販売しており、どんどんブランド化が進んでいます。秋泉を楽しむのなら、お取り寄せがおすすめです。

桃(かづの北限の桃)

秋田県の中でも、秋田県鹿角市で生産されている桃は、「かづの北限の桃」と呼ばれています。その理由は、全国の桃の産地の中で市場出荷が9月であり、最も遅いとされているからです。

その理由は、冷涼な気候であることが挙げられます。秋田県鹿角市周辺は青森県と岩手県に隣接しており、年平均気温は9.4℃です。これは年平均気温が10.2℃の青森県弘前市を下回っており、甘い果実作りには適しているのです。

実際に昼と夜の寒暖差が激しく、涼しい気候の中太陽の光をたっぷり浴びて育った桃は、甘い果汁をたっぷり含んでいます。そんな「かづの北限の桃」は秋田県内でも珍しい桃で、なかなか手に入れることができません。

桃そのものをお取り寄せしたり、ジュースに加工されたものを飲んだりして甘さを楽しめます。

さくらんぼ

産地として有名なのが山形県であるさくらんぼは、実は秋田県でもたくさん栽培されています。

人気の品種の佐藤錦は、日持ちの良い「ナポレオン」と甘い味を持つ「黄玉」を交配して生まれた品種です。しっかりした甘みだけではなく程良い酸味も備わっているため、さくらんぼの中でも高い人気を誇っています。

秋田県の中でも、湯沢市の中部にある三関地区では、豊富な湧き水と大きな寒暖差を利用してさくらんぼ作りが行われています。

秋田県のさくらんぼはお取り寄せやふるさと納税の返礼品で食べられます。他にも、現地でのさくらんぼ狩りもおすすめです。

ラズベリー

ラズベリーとは、木いちごのことを指します。海外では人気の高いフルーツですが、日本ではあまりお目にかかれません。主にジャムや洋菓子などに使われています。

ラズベリーを育てるためには、涼しい気候であることがマストです。ラズベリーを育てる気候である秋田県は、全国1位のラズベリーの出荷量を誇ります。中でも五城目町のラズベリーは「あきたの逸品」に認定されています。それに能代市では、ラズベリーを使った発泡酒造りに取り組んでいる人もいます。

お取り寄せは可能ですが、生のままで取り寄せる事はできません。冷凍で届き、ジャムにしたりヨーグルトに混ぜるといった工夫で楽しめます。

アケビ

名前だけは聞いたことのある果物の1つにアケビがあります。農家の栽培だけではなく、自然の中で育つことも多くあります。実際に、日本各地の低山地で自生しています。

実は秋田県は全国で2位のアケビの生産地です。10cmほどの実は紫色でサツマイモのようですが、中身は白い果肉をしています。熟すとパックリと割れ、ゼリーのような乳白色の果肉が出てきます。小さな黒い種がたっぷりと入っていますが、この種は食べられません。白い果肉はバナナのような素朴な甘みを持ちます。

アケビの種の成分を利用して、オイルの開発が進んでいます。食べられなくても、生活で利用できるものに姿が変わるのです。

他にも、アケビの蔓を使ったバッグなどの工芸品も作られています。食べるだけではなく、様々な形で楽しむことができる果実です。

メロン(秋田美人メロン)

子供も大人も大好きなメロンは、高級なフルーツのイメージがありますが、秋田県産のメロンの中にも高級なものがあります。それが、秋田県オリジナルブランドの「秋田美人メロン」です。

秋田美人メロンは秋田県男鹿市や三種町などで栽培されています。大きな寒暖差により凝縮された甘みが特徴で、その糖度はなんと15度以上!しっかりとした甘みを持ちながらも、爽やかな味わいです。

他にも、「サンキューメロン」「タカミメロン」「わかみメロン」など、様々な品種のメロンが栽培されています。お取り寄せだけではなく、贈答品としても人気です。

いちじく(北限のいちじく)

いちじくには、腸内環境を改善する効果のある食物繊維や、タンパク質を分解する酵素が含まれており、食後のデザートにするにはおすすめのフルーツです。赤い色をした実には、眼精疲労やガン抑制効果があるアントシアニンが含まれています。

秋田県にかほ市の大竹集落では、秋田県産のいちじくの約9割が生産されています。秋田県の最南端に位置しており、温暖な気候と少ない積雪が特徴の地域です。1日の寒暖差が大きく、まとまったいちじくが収穫できる北限の地域であることから、「北限のいちじく」と呼ばれるようになりました。

栽培されている品種は「ホワイトゼノア」です。大きさは小ぶりで、甘みと酸味のバランスが良く、生でも食べやすくなっています。そのまま食べるだけではなく、甘露煮・ジャム・ソースなど、様々な方法で利用されています。

すいか(あきた夏丸)

夏の風物詩とも言えるスイカは、βカロテンやリコピンなど、健康に良い栄養素を多く含んでいるフルーツです。中でもリコピンは、含有量の多いトマトよりも1.5倍以上もの量が含まれているため、高い抗酸化作用が期待できます。他にも、肌をきれいにしたり、細胞を健康に保つ効果があります。

秋田県では、オリジナル品種の「あきた夏丸」が多く栽培されています。秋田県でたくさん育てられるよう、秋田県の天候・土壌に合うように育成されたものです。高い糖度と爽やかな甘みが特徴です。

もう1つは、「あきた夏丸チッチェ」です。「あきた夏丸」の特徴を受け継いだ小玉スイカで、扱いやすい大きさをしています。こちらも人気の高い品種です。

秋田県の中でも、横手市は秋田県内で1番のスイカの産地です。横手盆地に位置しているため、朝と夜での寒暖差が大きく、スイカの栽培に適しています。秋田県で育てやすい品種のスイカがより美味しく育つ環境なのです。

そんな「あきた夏丸」などはお取り寄せなどで楽しむことができます。ぜひ夏に食べたいスイカです。

栗(西明寺栗)

秋田県はかたくりの里としても知られていますが、かたくりと相性の良い果実が栗です。秋田県西木町には、約20haのかたくり群生地があり、「西明寺栗」が栽培されているのです。

西明寺栗は、大きいものだと約60〜70gもあります。そのため、秋田県は日本一大きくて美味しい栗の産地・栽培地として全国的に知られているのです。かたくり群生地だけで栽培されているのではなく、西木町全体では、なんと約50haもの栽培地があります。

収穫の時期は、早生種が10月の上旬、晩生種は10月の中旬頃です。収穫した西明寺栗は、渋皮煮にしたり、和菓子に加工されています。食べ物だけではなく、栗焼酎のような飲み物作りも増えてきています。

収穫量が少なく、市場にもなかなか出回りません。そのため、幻の栗とも呼ばれています。また、平成30年には、特許庁で地域団体商標登録に認定されました。

シャインマスカット

甘くておいしいぶどうの中でも、全国的に人気が高いのがシャインマスカットです。マスカットの爽やかで甘い香りはもちろん、しっかりとした甘さのある味、皮ごと食べられる種無しのぶどうであることが特徴です。食べやすいだけではなく甘くておいしいので、嫌いな人が少ないほどです。

秋田県内でもシャインマスカットが生産されています。県外で栽培されたものは、7月頃から販売が始まりますが、秋田県産のシャインマスカットは9月中旬頃からが美味しい時期になるため、その頃から販売が始まります。

大粒の実を作るために、7月頃から摘粒という作業を行います。実をあえて間引くことで、残りの実に栄養を集中させ、大粒の実を育てます。

そんな秋田県のシャインマスカットは、お取り寄せはもちろん、現地でのシャインマスカット狩りなどでも楽しめます。

ブラックベリー

ブラックベリーとは、ケーキなどのお菓子で使われることが多い果物です。黒い実は酸味が強く、中には細かい種が入っています。一般的にはそのまま食べるのではなく、ジャムなどに加工したものを食べます。

その見た目から「黒いダイヤ」とも呼ばれています。黒い色はアントシアニンの色です。アントシアニンは天然色素の1つで、高い抗酸化力を持つ成分です。健康にも美容にも効果が期待できるフルーツです。

全国的に生産量が少ないブラックベリーですが、秋田県は他の県よりも生産量が多いとされています。ですが、一般的な流通は少なく、なかなか出会えないのが現実です。ブラックベリーを楽しむには、ふるさと納税の返礼品やジャムやお菓子に加工されたものを食べるのが良いでしょう。

まとめ

食後のデザートなどでも楽しめるフルーツは、その甘さで心も体も癒してくれます。秋田県産のフルーツは、大きな寒暖差を利用して作られているものが多く、しっかりとした甘さを持っています。

中にはお取り寄せできるものもたくさんありますし、ふるさと納税の制度を利用することで、お得に秋田県産のフルーツが楽しめます。次にフルーツを食べる時は、ぜひ秋田県産のものを味わってみてはいかがでしょうか。